2007年12月7日金曜日

フランシスコ・ザビエル

「日本人は総体的に良い素質を有し、悪意がなく交ってすこぶる感じが良い。彼らの名誉心は特別に強烈で彼らにとっては名誉が全てである。日本人は大抵貧乏である。しかし武士たると平民たるとを問わず貧乏を恥辱だと思っている者は一人もいない。」

これは1548年、日本に来た最初のキリスト教伝道者フランシスコ・ザビエルが記した日本の印象だそうだ。
それから460年の歳月が過ぎているのだから変わって当然。しかし現在の日本人はと言うと貧乏を恥辱としないどころか貧乏を全く恥じ嫌い、何とか自分一人でも勝ち組になれないものかと日々あくせく、がつがつ働いている。そうなると何となくザビエルの誉め言葉も耳が痛い。

ラッシュに集まる常連さんの仕事は多種多様だ。よって収入にもかなりの大差がある様だが、一歩店に入ればその区別は無い。お客さんの応対にムラは禁物と旦那は言う。だから「愛想が悪い」事を一貫しているとか。その日の気分でニコニコ笑っていられない日もあると思えば、愛想を振りまけない日に基準を合わす旦那の応対にも一理あるのだろうか?
地方から初めて訪れるお客さんや海外からのお客さんにはそんなラッシュがどんな風に映るのだろう?少々気になる所だ。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

てっちゃんは一見無愛想ですが,目を見ると心の底にあたたかいものがあることがわかりますよ。無愛想というよりはシャイなんですね。

lushlife さんのコメント...

ありがとうございます。テッチャンは優しいお客さん達に理解いただいて本当に幸せ者です。