2008年4月27日日曜日

ラッシュライフからのお知らせ

5月17日(土) 19:00~ [Randy WestonドキュメンタリーDVD試写会] (無料)
於:イタリア会館B1 ルームマーケットhttp://www.roommarket.jp/room_map.htm

今年の10月4、5日にマタマタやって来るランディ・ウェストンの上賀茂神社コンサートに先立ち、彼の最新ドキュメンタリーDVDを見る会を行います。

今年のお正月に彼に会われたTさんが直接受け取って来られた未発表のDVDです。
今年で82歳になるランディが「残り少ないジャズの歴史の生き証人として、頑張らなければならない!」と大変使命感に燃えていると、帰国後Tさんからお聞きしていました。その言葉通り、 このDVDには彼が伝えていきたい多くのジャズのエピソードが語られています。

今回はコンサートスタッフの山田君が和訳して彼の言葉で熱く語ってくれます。
是非お時間のある方は見に来て下さい。お待ちしています。
尚、この日は17時頃にはラッシュは閉店します。すみません!

2008年4月20日日曜日

洗濯小物干し

某テレビ番組で調べた所、日本に住む外国人女性が必ず驚く日本の便利グッズは1位「洗濯小物干し」 2位「お掃除粘着シート」 3位「熱さまシート」 4位「使い捨てカイロ」 5位「洗濯ネット」だそうだ。


洗濯小物干しとは、靴下や下着を干す時に使う洗濯バサミがいっぱい釣り下がったアレである。あって当たり前と思う程あまりにも身近にあって、今更ながら「あれは便利だ」と言われれば、「無ければいったいどうして干しているの?」とむしろその方が気になる。そしてこの洗濯小物干しは私の知る限り5年や10年どころではないもっと以前からあった代物。その便利さを認めながらも誰一人自国に持ち帰り商品化する事のない外国人の性質がコレマタ不思議である。

ジャズ喫茶たるモノ、これも日本人が生み出した一つの発明品だ。

本場アメリカなら当然ライブハウスとなる訳だが日本ではそれが叶わない。おまけに当時のレコードは値段も高く贅沢品。旦那がジャズを聴き始めた60年代当初は輸入レコードはデパートの宝石売り場の横に並べられる非常に高価な品物だったそうだ。そんな中生まれたのがジャズ喫茶。新譜レコードを聴きたい人達が我先にとジャズ喫茶に通う時代、一心不乱にレコードにスイングし、レコード盤から流れる音楽に陶酔する。アメリカのジャズの歴史がプレーヤー側の歴史ならば日本のジャズの歴史は聴衆側の歴史だ。勿論日本にもプレーヤー達はいたのだが、数の上では圧倒的に聴き手の方が多かっただろうし、レコードを通して聞き手に文化が生まれる国は他に類を見ないのではないだろうか?

我店ラッシュライフは一見のお客さんも気軽に入って来る店だ。(カウンターだけの為か前まで来て帰ってしまう人も確かに多いが・・・)私語禁止で昔ながらの大音量でジャズをガンガンにならす店では無く、行楽シーズンには観光客や山登り帰りの人達もやって来る。そんな人達にとっても決して耳障りでは無く懐かしさを感じる程にジャズは生活に密着したモノになったのだろう。洗濯小物干し同様、あって当たり前になったのもジャズ喫茶が一つの文化として認められた証なのか?









































































2008年4月12日土曜日

想定外の出来事

世の中は予想外、想定外の事が起こる。

今朝近所のバス停で鞄の忘れ物を発見。見ると現金2万円弱の入った財布、キャッシュカード、デジカメ、i.Pod、手帳などなど大切そうな物がぎっしり詰まった鞄だ。手帳には几帳面に本人の名前やアドレスや電話番号が書いてあったので早速連絡がつき本人の手に戻る事が出来た。聞くと近所の某大学の学生さんで夕べ泥酔してどこに鞄を忘れたのかも覚えていなかったそうで、電話をした時にはその鞄を必死で探している真っ最中だったようだ。という事は一晩中バス停に置き去りにされていたにも関わらず現金もキャッシュカードも無事だった訳で「実に良かったね」と言うと感激して鞄を受け取り、夕刻にはお礼にクッキーを持って再度来られた。たとえ礼儀正しく几帳面な人でも時にはこんな失敗もあるものなのだ。不幸中の幸いで済んで本当に良かった。

今週水曜日から寮生活をしている息子が月に2度の一斉帰省で夕方戻ってきた。寮はどうや?と聞くと「ヤバイよ。軍隊みたいや。」と言う。やたら規則が多く、テレビも無ければ音楽も無い。先生に話しかける時も大声で「失礼します!」と言い、食堂でご飯を食べる時も大声で「いただきます!」と言い、何かにつけて大声で叫ばなくてはいけないそうだ。「ふ~ん」「へ~」「うひゃ~」と話を聞いていると最初強張っていた息子の顔が段々と解れていくのが分かる。修学旅行気分で考えていた寮での生活が思いの他厳しいモノだったのも息子にとっては想定外の出来事だったのだろう。テレビ、ビデオ、ゲームで退屈する事なく遊んでもらい、コンビニに行けば大抵欲しい物が揃う時代だ。それが当たり前の様に過ごしてきた者にとって、コンビニどころか郵便ポストすら見当たらない山奥の学校生活、何も無い所で楽しみは自分で見つけていくものだと知る事が出来るだろうか?今後が実に楽しみだ。

そう言えば、一昨日の夜11時過ぎの事。
旦那が一人で店番している時に英語で電話をかけてくる人がいて「お前ダレや?」と日本語で聞くと渋い声で「abdullah ibrahim」と!英語の喋れない旦那は焦って「ノーイングリッシュや~」と答えたとか。
英語が話せないのは私とて同じなので焦る気持ちは実によく分かる。目の前にいるならまだ身振り手振りで何とかなっても電話は焦る。しかも想定外の相手からの電話には嬉しいけれど困ってしまうと言うのが正直な所だ。

2008年4月4日金曜日

桜満開

週1のブログ更新を目指しているのに近頃それがなかなか出来ない。
これも禁煙の影響か、思考がまとまらず文章もまとまらない。途中で投げ出した編集中のブログが何作も溜まっている。

世間は桜満開。ラッシュの前の桜の木は今年はどの木より早く咲いたので、昨日あたりから早くもチラホラ散り始めている。朝晩はまだ肌寒くストーブが恋しい気温にも関わらず桜が咲き始めると一気に春の到来。来週初めには子供達も高校の入学式だ。制服に教科書に入学金に授業料と随分出費が嵩む。おまけに二人分なのだから、こんな時は双子の親は大変だとつくづく思う。 

先日又、近所のラーメン屋の店長がラジオで聞いた一句です。
「金欠病、薬はいらねえ、金をくれ」
まあ、うちに限らず大変なのは何処共にこんなもんでしょう。今日も一日ガンバロウ。