2008年3月28日金曜日

桑田真澄という人

桑田真澄投手が39歳で昨日遂に引退宣言をした。
完全燃焼。もう十分に燃え尽きました。そう語る彼の笑顔は清々しい顔だった。野球選手がこの歳まで現役を続ける事は、手術、怪我の治療などで体の方はもうボロボロだろう。それでも最後の最後まで諦めずに「まだ出来る事は無いか。もっと出来る事は無いか」と心身共に戦い抜いたからこその完全燃焼だったのだろう。
「桑田さんにとって野球とは何でしたか?」と言う質問に、「野球は砥石。自分を磨いてくれる道具です。」と話された。
彼の直向きな努力と執念に感動する。そして桑田さんにとっての野球がそうであった様に、何かの媒体を通して自分磨きができたら素晴らしい事だと思う。

ここ数日で陰惨な事件が多発している。いや、陰惨な事件はここ数年、ほぼ毎日の様に日本中の何処かで起こっている。いったいどうなってしまったのだろう?
誰でも良かったと言う無差別殺人。自分をリセットするが為の他殺。
そんなに簡単に自分を諦めるなよ。カップラーメンみたいに3分間では結果は出ないのだから。こんな事件を起こす人に桑田さんのニュースが届けばと願う。

2008年3月19日水曜日

木造家屋

雪の多い長い冬が終わり、ここ一週間ばかりで急に温かくなった。

木造家屋の我が家の中はいつまでたっても冷んやりとしていて朝晩は未だにストーブのお世話になっている。毎年の事なのだが家の中に居ると春の訪れを感じにくいのだ。

昨日は定休日で日中自転車に乗って近所の買い物に出かけると半そででも過ごせる程に屋外の気温は高く、冬物のコートや厚手の靴下を履いている自分が随分流行遅れで世間から一人取り残されている様で、「ああかっこ悪いな」と感じてしまった。


少し汗ばみながら買い物帰りに行きつけのカフェに行くと、ガスストーブが暖かな空気を吐き出していた。ギャラリーとカフェを合わせたこの店も木造の一軒屋を改造して作られており、春の訪れが少し遅いのかも知れない。「取り残されているのは一人じゃ無かった。」と変な所で安堵する。


この店の大きなテーブルとまるで裁判官が座る様な肘掛付きのアンティークな椅子は何時間でも居続けてしまいそうなくらい座り心地が良い。優しい店長A氏とガラス細工の人形の様な店員Mさん、そしてカウンターにいつも優雅に寝そべる猫のKちゃんのいる居心地の良いこのカフェで一時を過ごすと又明日から自分の店もがんばれそうな気がするのだ。
早すぎず、がんばり過ぎず程度に。

2008年3月14日金曜日

私の楽しみ

いつもケーキの材料を買いに行くガスショップがある。
ガスショップだからケーキ材料の販売は主目的ではなく、儲け度外視の低価格販売のため随分助かっている。
その店で先日バターが品切れしていた。こんな事は今までなかったので理由を聞くと、昨年から今年にかけて牛乳生産過剰の為に乳牛を政府の政策で減らしたそうだ。結果、今度は乳製品不足になってしまったそうなのだ。そう言えば近所のスーパーでも近頃バターが品薄だとは思っていたが、まさかこんな事とは思いも寄らなかった。
バター、牛乳、生クリーム等の乳製品はケーキ作りには欠かせない。おまけに小麦粉が値上がればもうケーキ作りも断念しなくてはいけないかも知れない。そんな事にだけはならない様少し工夫が必要だろう。

最初は子供に食べさす為に始めたケーキ作りだが、その楽しさにハマッテしまい、今では店のメニューにも定着し作る楽しみと食べて頂く楽しみがある。
タバコも止めて楽しみが減ってしまった今、これ以上私から楽しみを取り上げられればきっとヒステリー起こして暴れだすだろう。

2008年3月7日金曜日

禁煙

何と!今月から夫婦揃って禁煙を始め、今日で一週間になる。



禁煙を始めて二日目の朝、耳の調子がどうもおかしくなった。耳栓をしたみたいで音が聞き取りにくい。耳鼻科に行くと自律神経失調症と言われた。肩こり、寝不足、ストレスなどが原因と言われたが、明らかに私の場合は禁煙から来ていると思われる。禁煙と自律神経はかなり密接な関係がある様だ。

その為かどうも思考能力も低下している気がするし、決断力も欠けている気もする。口が寂しいとやたらと何かを食べてしまう。吸いたくなると寝て忘れ様と、やたら睡眠時間も長い。その為やはり太ってきた。おまけに便秘!・・・禁煙って本当に大変だ。

旦那は「ボケ」が始まったのではないかと心配になる位、話しかけても返答が無い。

そんな二人が店を切り盛りしているのだから、いや、そんな二人でもやっていける位、店は暇な時期なのだ。これは不幸中の幸い(?)だろう。



禁煙するとご飯が美味しくなるとか、肌が綺麗になるとか、階段を一気に駆け上がっても息が切れないとかと色々とその利点は聞くのだが一週間ではまだその効果は現れない。



一緒に禁煙を始めたKさんとHさん。皆で揃って禁煙成功を喜び合える日が来る事を願うばかりである。