2008年8月6日水曜日

村上春樹風にやれやれ、と

今日はまるで目の前か?と思う程近くに落雷があった。ピカピカと稲妻が走りドカン。その後1時間ほど激しい雨が降り続いた。下鴨地区の一部では停電になり、京阪電車はしばらく停まったそうだ。午後7時を過ぎる頃には雨もようやく止み、予定通り息子は友達3人と連れ立って背中にギターを担いで自転車で滋賀県五個荘の家まで出かけて行った。やれやれ、呑気な受験生だ。

15歳、これ位の歳の子には珍しくもない一度は通る道みたいなモンで息子は中学の時にギターをやりだした。今はベースに転向。高校に行けば軽音クラブを作って新しいメンバーなんかも何人か交えてバンドを組むのを楽しみにしていた様だ。しかし息子が選んで行った学校は農業高校。音楽やりたくて行く学校ではなかった、と言う事は入学前には分からなかった様だ。
それなら学校の休みの土日祭日だけを練習日にすれば良いだろうとか、いっそ3年間は諦めて卒業してからにすれば?などと言ってはみたものの息子も融通の利かない性格。それと同じ位この農業学校もダメだと言えば絶対にダメだと言って軽音クラブ結成は何としても許可が下りなかった。理由は「楽器の音が牛のストレスになるから」と。
農業を志す事はそんな生半可な気持ちでは出来ないって事なのだろう。ギターをチャラチャラ弾きながら出来る程甘くないんだぞ。って。

夏休み前、息子は農業高校を辞め来春再受験をする事を決めた。
午前中を勉強時間に、午後からベースの練習時間にあてている。しかしながら周りの同級生は高校1年生。遊びの誘惑もなかなか多いし、二度目の高校受験はどうも親子共々気が抜けて気合不足が正直なところだ。
やれやれ、どうなる事やら・・・?

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

周囲の大人が何と言おうと、自分で見て、感じて納得できないことにはがんばれない、そういうことですね!我が家にも受験生がいますが箸にも棒にもかからずこちらがやかましく言っても暖簾に腕押し。
よく考えれば自分もその頃はそうだったよなあ、と思いながら耐えております。あまりうるさく言うまいと。
Lushさんの息子さんも実は心中とても勇気がいったと思います。やっぱり楽しくない高校生活なんてありえへん。

lushlife さんのコメント...

ありがたき匿名さんのお言葉・・・!

ふうー、ホント耐えに耐えております(笑)
本人の希望に叶う結果になれば良いのです。もうそれ以上の事は何も望みません。ハイ。