ラッシュライフからのお知らせ
近頃めっきり秋らしくなってきました。今年は栗が豊作らしく、もう何度も栗タルトを作りました。梨もイチジクも美味しい!やっぱり食欲の秋です。
この所レコードがドンドン入荷しています。中には市価の半額以下とかなりリーズナブルな価格のモノもあります。興味のある方は是非お店に見にきて下さい!!
9月22日(火曜日)は営業し、23日(水曜日)を代休します。 ヨロシク!
2009年8月12日水曜日
ライ麦畑の迷子たち
「1Q84」に続いて村上春樹シリーズで「The Catcher in the Rye」を読んだ。これはサリンジャーの名作「ライ麦畑でつかまえて」を40年ぶりに村上春樹が再翻訳したものだ。
この本は主人公ホールデンが高校を退学させられてから家に戻るまでの3日間の出来事を綴った内要なのだが、淡々とその出来事が書かれている中に彼自身の人間性、性格、思考、何ともやるせない想いと何気に傷つけられる先生からの言葉、そして最後に彼を救うまだ幼い彼の妹の事が書かれている。
「結局世の中の全てがきにいらないのよ、気に入っている物一つでもあげてみなさいよ」とその妹に言われて答えるホールデンの答えは「だだっぴろいライ麦畑みたいなところで、小さな子供達がいっぱい集まって何かのゲームをしている所を僕はいつも思い浮かべちまうんだ。何千人もの子供達が居るんだけど他には誰も居ない。つまりちゃんとした大人みたいなのは一人もいないんだよ。僕のほかにはね。それで僕はそのへんのクレイジーな崖っぷちに立っているわけさ。で、僕がそこで何をするかっていうとさ、誰かその崖から落ちそうになる子供がいると、かたっぱしからつかまえるんだよ。つまりさ、よく前を見ないで崖の方に走っていく子供なんかがいたら、どっちからともなく現れて、その子をさっとキャッチするんだ。そういうのを朝から晩までずっとやっている。ライ麦畑のキャッチャー、僕はただそういうのになりたいんだ。かなりへんてこだとはわかっているんだけどね。」
16歳の青年にとって誤りの無い人生の目標を持つ人など殆ど存在しないのではないかと思う。その実に不確実な年齢の中で人は自分探しをしながら人生を見つけていく。歳を重ねる中でそんな迷った時期の事は忘れてしまうものだが、その真っ只中にあるホールデンの切りとられた3日間は人が忘れてしまいがちなある時期のある想いを思い出させてくれるのだろう。
40年たった今も、私の息子の担任の先生が彼に言いそうな事や彼の友達関係があまりにもリアルでオーバーラップしながら読んでしまった。16歳の息子はまさにライ麦畑に迷い込んでいる真っ只中、そして私もついでにミイラ取りがミイラになった様に迷子状態。
しかしその迷子の状態が実は結構苦しいながらも楽しい事、先の見えない不安感をフラフラと楽しんでいる自分も又いたりする。
先日、医者でありシンガーソングライターの藤村直樹さんと隣のレンタサイクル・カリオンの店長、芝山竜介さんのライブに行って来た。
藤村さんは3日と空けず来て下さる常連客の一人で、芝ちゃんはお隣さんなので毎日顔を合わす間柄ながら、ライブを聴きに行くのは初めて。
共になかなか味わいのある歌を聴かせてくれ、何だか懐かしい気分に浸った。
力強い歌声と険しい内要の歌詞の藤村さんとは対照的に芝ちゃんの歌は決して上手いとは言いがたいながらもその人間性がにじみ出ていて聴く人皆に笑顔がこぼれる。たまにはこんなのもいい。
そんな芝ちゃんの歌は彼が学生時代に作った歌と現在のレンタサイクルのテーマソングと称する歌にあまり違いが無い。それを聴きながら「この人もライ麦畑で迷子になって遊んでる一人なのかしら?」とふと感じた。
この本は主人公ホールデンが高校を退学させられてから家に戻るまでの3日間の出来事を綴った内要なのだが、淡々とその出来事が書かれている中に彼自身の人間性、性格、思考、何ともやるせない想いと何気に傷つけられる先生からの言葉、そして最後に彼を救うまだ幼い彼の妹の事が書かれている。
「結局世の中の全てがきにいらないのよ、気に入っている物一つでもあげてみなさいよ」とその妹に言われて答えるホールデンの答えは「だだっぴろいライ麦畑みたいなところで、小さな子供達がいっぱい集まって何かのゲームをしている所を僕はいつも思い浮かべちまうんだ。何千人もの子供達が居るんだけど他には誰も居ない。つまりちゃんとした大人みたいなのは一人もいないんだよ。僕のほかにはね。それで僕はそのへんのクレイジーな崖っぷちに立っているわけさ。で、僕がそこで何をするかっていうとさ、誰かその崖から落ちそうになる子供がいると、かたっぱしからつかまえるんだよ。つまりさ、よく前を見ないで崖の方に走っていく子供なんかがいたら、どっちからともなく現れて、その子をさっとキャッチするんだ。そういうのを朝から晩までずっとやっている。ライ麦畑のキャッチャー、僕はただそういうのになりたいんだ。かなりへんてこだとはわかっているんだけどね。」
16歳の青年にとって誤りの無い人生の目標を持つ人など殆ど存在しないのではないかと思う。その実に不確実な年齢の中で人は自分探しをしながら人生を見つけていく。歳を重ねる中でそんな迷った時期の事は忘れてしまうものだが、その真っ只中にあるホールデンの切りとられた3日間は人が忘れてしまいがちなある時期のある想いを思い出させてくれるのだろう。
40年たった今も、私の息子の担任の先生が彼に言いそうな事や彼の友達関係があまりにもリアルでオーバーラップしながら読んでしまった。16歳の息子はまさにライ麦畑に迷い込んでいる真っ只中、そして私もついでにミイラ取りがミイラになった様に迷子状態。
しかしその迷子の状態が実は結構苦しいながらも楽しい事、先の見えない不安感をフラフラと楽しんでいる自分も又いたりする。
先日、医者でありシンガーソングライターの藤村直樹さんと隣のレンタサイクル・カリオンの店長、芝山竜介さんのライブに行って来た。
藤村さんは3日と空けず来て下さる常連客の一人で、芝ちゃんはお隣さんなので毎日顔を合わす間柄ながら、ライブを聴きに行くのは初めて。
共になかなか味わいのある歌を聴かせてくれ、何だか懐かしい気分に浸った。
力強い歌声と険しい内要の歌詞の藤村さんとは対照的に芝ちゃんの歌は決して上手いとは言いがたいながらもその人間性がにじみ出ていて聴く人皆に笑顔がこぼれる。たまにはこんなのもいい。
そんな芝ちゃんの歌は彼が学生時代に作った歌と現在のレンタサイクルのテーマソングと称する歌にあまり違いが無い。それを聴きながら「この人もライ麦畑で迷子になって遊んでる一人なのかしら?」とふと感じた。
2009年8月3日月曜日
ちょこっと夏休み
8月4日(火)、5日(水) 連休します。
子供も16歳ともなるともう親の行くところなんて当然ついて来ないだろうと思っていたら、何の抵抗も無く行く事になった。
旦那と息子は月曜の晩から滋賀の家に向けて自転車で出発。私と娘は和歌山の串本に初ダイビング。今回は男組みと女組みに分かれて別々に遊ぶことになった。
サイクリング好き、滋賀県好き、夜型生活のラーメン好き。趣味と生活パターンが似ている所が旦那と息子は相性が良いのだろう。
息子は最近では「ちょっと行って来る」と言い、ママチャリにスリッパで大原を越えてチョイと滋賀県まで行ってしまう。旦那はまだまだ元気にサイクリングも行っているが、何と言ってもアラ還だ。親子でサイクリングに行けるのも子供がついて来なくなる以前に親がついて行けなくなる方が早いかも知れない。
娘の方は先週は滋賀県の「西の湖」に旦那とカヌーにものりに行った。そして明日はダイビングとこの夏はアクティブ。普段はトローン、ダラーン、ベターンと何かにつけて行動力に欠ける所があるので少し後ろからプシュ気味に誘い出した。こちらも私が水着姿になって許されるまでだろう。いやいや既に限界ぎりぎりかも!?
子供も16歳ともなるともう親の行くところなんて当然ついて来ないだろうと思っていたら、何の抵抗も無く行く事になった。
旦那と息子は月曜の晩から滋賀の家に向けて自転車で出発。私と娘は和歌山の串本に初ダイビング。今回は男組みと女組みに分かれて別々に遊ぶことになった。
サイクリング好き、滋賀県好き、夜型生活のラーメン好き。趣味と生活パターンが似ている所が旦那と息子は相性が良いのだろう。
息子は最近では「ちょっと行って来る」と言い、ママチャリにスリッパで大原を越えてチョイと滋賀県まで行ってしまう。旦那はまだまだ元気にサイクリングも行っているが、何と言ってもアラ還だ。親子でサイクリングに行けるのも子供がついて来なくなる以前に親がついて行けなくなる方が早いかも知れない。
娘の方は先週は滋賀県の「西の湖」に旦那とカヌーにものりに行った。そして明日はダイビングとこの夏はアクティブ。普段はトローン、ダラーン、ベターンと何かにつけて行動力に欠ける所があるので少し後ろからプシュ気味に誘い出した。こちらも私が水着姿になって許されるまでだろう。いやいや既に限界ぎりぎりかも!?
2009年6月26日金曜日
梅雨の問題提起
村上春樹の新刊1Q84を読んだ。発売前から予約が殺到で増刷されたと言う話題の新作をこんなに早くに読めるのも購入されたK氏にお借りする事ができたからだ。K氏は某市立図書館に勤務されている常連客の一人で、店内でタマタマ話題に上った事でも次に来店時にはそれに纏わる本を数冊小脇に抱えて来て下さる。滅多に本を読む事のない旦那も彼が持参した本は興味のある事の本なので熱心に目を通す。実に有難い限りだ。
今回1Q84がこれ程までに話題になったのには村上春樹氏の2009年のエルサレム賞の受賞時のスピーチにも人々の注目と評価があったからではないかとも言われた。
「高くて固い壁があり、それにぶつかって壊れる卵があるとしたら、私は常に卵側に立つ」と、イスラエル軍によって1000人以上のガザ市民が命を落としたことをイスラエルのペレス大統領の面前で批判した。さらに「私たちはみな国籍や人種・宗教を超えてまず人間であり、『システム』という名の壁に直面する壊れやすい卵なのです」と語った。
「システムという名の壁に直面する壊れやすい卵」。
1Q84で取り上げられたのは戦争問題ではなくオウム真理教を思わす宗教団体的な「システム」とその「高くて固い壁」からなかなか抜けられない信者を加害者と被害者の両側面から描き、児童性虐待やDVといった社会問題も加えている。しかし内要が重くなりすぎない様に「空気さなぎ」や「リトルピープル」や「二つの月」をメルヘン調にパラレルワールドとして書き上げてある。
そして読者に問題提起をしたまま突如終わるあの終わり方は余計に1Q84に心奪われると言うか、「え?それでどうした?」ともう一度考えさせられるから、うーんさすがです。って感じ。
今週は梅雨らしく雨の日が続くそうで、こんな時にはぽけ~っとラッシュで窓の外の景色でも眺めながら考え事も乙なモンです。
今回1Q84がこれ程までに話題になったのには村上春樹氏の2009年のエルサレム賞の受賞時のスピーチにも人々の注目と評価があったからではないかとも言われた。
「高くて固い壁があり、それにぶつかって壊れる卵があるとしたら、私は常に卵側に立つ」と、イスラエル軍によって1000人以上のガザ市民が命を落としたことをイスラエルのペレス大統領の面前で批判した。さらに「私たちはみな国籍や人種・宗教を超えてまず人間であり、『システム』という名の壁に直面する壊れやすい卵なのです」と語った。
「システムという名の壁に直面する壊れやすい卵」。
1Q84で取り上げられたのは戦争問題ではなくオウム真理教を思わす宗教団体的な「システム」とその「高くて固い壁」からなかなか抜けられない信者を加害者と被害者の両側面から描き、児童性虐待やDVといった社会問題も加えている。しかし内要が重くなりすぎない様に「空気さなぎ」や「リトルピープル」や「二つの月」をメルヘン調にパラレルワールドとして書き上げてある。
そして読者に問題提起をしたまま突如終わるあの終わり方は余計に1Q84に心奪われると言うか、「え?それでどうした?」ともう一度考えさせられるから、うーんさすがです。って感じ。
今週は梅雨らしく雨の日が続くそうで、こんな時にはぽけ~っとラッシュで窓の外の景色でも眺めながら考え事も乙なモンです。
2009年5月31日日曜日
始まりは弁当から
私の朝は早い。そう言う主婦友達を何人か知っている。時にはこれは朝なのか?夜なのか?と思える時間、午前4時頃だったりもする。
まず朝は弁当作りから始まる。米を研いでダシ用の昆布を鍋の水に放り込めば何故かホッとして一旦弁当作りからケーキ作りに切り替わる。店用の「本日のケーキ」をオーブンに入れて焼き始める頃に再度弁当作りに戻る。同時進行で朝食の準備と洗濯機が回りだす。ゴソゴソ子供達が起き出す頃には弁当と朝食とケーキが出来上がり洗濯物を干しに行ける。と言うのがかなり朝の理想形。更にうまくいけば子供が登校した後にブログを書く時間も本を読む時間もあったりする。
先週は新型インフルエンザ騒動で高校が休校になり、我が家の二人の高校生は突然の休みにウホウホ喜んでいた。突然無くなった弁当作りに気が抜けて親までだらしなく寝坊する日が続いた。
本来なら弁当を作る手間と時間を他に当てればうまくいきそうなものだが、弁当作りがなくなれば店のケーキも無くなり、なんとなく家の中も雑然としている。やはり弁当作りから一日は始まるのだと再確認して学校が再開されたのを機にリズムをとりもどす。
10年前まで我が家の洗濯機は二層式で、それだけでも時間と労力が全自動のそれよりも必要だった。
今は随分便利な世の中でサクサク時間通りに物事がはかどる。それでもどうしても短縮できない事柄はあり、インスタントに済ませられない物事にこそ事の重要性があるとも思う。
そして結果ではなくプロセスに面白みがあるのだと今日も朝の一時を通して感じよう。
まず朝は弁当作りから始まる。米を研いでダシ用の昆布を鍋の水に放り込めば何故かホッとして一旦弁当作りからケーキ作りに切り替わる。店用の「本日のケーキ」をオーブンに入れて焼き始める頃に再度弁当作りに戻る。同時進行で朝食の準備と洗濯機が回りだす。ゴソゴソ子供達が起き出す頃には弁当と朝食とケーキが出来上がり洗濯物を干しに行ける。と言うのがかなり朝の理想形。更にうまくいけば子供が登校した後にブログを書く時間も本を読む時間もあったりする。
先週は新型インフルエンザ騒動で高校が休校になり、我が家の二人の高校生は突然の休みにウホウホ喜んでいた。突然無くなった弁当作りに気が抜けて親までだらしなく寝坊する日が続いた。
本来なら弁当を作る手間と時間を他に当てればうまくいきそうなものだが、弁当作りがなくなれば店のケーキも無くなり、なんとなく家の中も雑然としている。やはり弁当作りから一日は始まるのだと再確認して学校が再開されたのを機にリズムをとりもどす。
10年前まで我が家の洗濯機は二層式で、それだけでも時間と労力が全自動のそれよりも必要だった。
今は随分便利な世の中でサクサク時間通りに物事がはかどる。それでもどうしても短縮できない事柄はあり、インスタントに済ませられない物事にこそ事の重要性があるとも思う。
そして結果ではなくプロセスに面白みがあるのだと今日も朝の一時を通して感じよう。
2009年5月20日水曜日
キラキラ
滋賀県五個荘の家のトタン屋根のペンキ塗りに行って来た。
前回ゴールデンウィーク最終日の祭日に数人の助っ人もあり塗ったのだが、あいにくの雨で作業が中断したため、今回は旦那と私の二人で残り半分を塗り上げた。
建坪20坪程の藁葺き屋根の上をでトタンで覆っている田舎では良く見かける形態の屋根だ。トタンで覆えば藁葺きを葺き替える必要はなくなるのだが、5年に一度くらいはげたペンキを塗りなおす必要がある。トタンのペンキがはげてそのままにしておくと錆びてそこから穴が開き雨漏りする事になるからだ。
塗り替える度に色を変えるのも楽しみの一つになる。今回は上部がシルバー、下部がブルーのツートンカラーになった。塗りたては青空に光るシルバーの屋根がキラキラと美しい。
田植えを終えたばかりの田んぼには蛙の鳴き声も響き、その水面に夜になると月明かりが輝く。
話が前後するが5月9日の満月の夜、田に映る月を見る夜のサイクリングに出かけた。
これは毎年田植えの時期と満月の日を合わせてのナイトランの楽しみを旦那が語り、何人かで走る事が恒例になってきたのだ。
私の大好きな日本画家、池田遙邨の作品には全くこれと同じ田んぼに映る月を描いた作品がある。
彼の作品にはそれ以外にもこれはきっと滋賀県の風景に違いないと思える作品が数多くある。
時代を超えて5月の満月の日には池田遙邨氏に出会える瞬間だ。
又、この日一緒にサイクリングに行ったピアニストのHさんは月と交信を試みていた。「私猫としゃべれるの。」とさらりと話す楽しい彼女は副業にアクセサリーを作っている。キラキラ光る石を組み合わせて作る彼女のアクセサリーには不思議な力が込められていそうだ。
前回ゴールデンウィーク最終日の祭日に数人の助っ人もあり塗ったのだが、あいにくの雨で作業が中断したため、今回は旦那と私の二人で残り半分を塗り上げた。
建坪20坪程の藁葺き屋根の上をでトタンで覆っている田舎では良く見かける形態の屋根だ。トタンで覆えば藁葺きを葺き替える必要はなくなるのだが、5年に一度くらいはげたペンキを塗りなおす必要がある。トタンのペンキがはげてそのままにしておくと錆びてそこから穴が開き雨漏りする事になるからだ。
塗り替える度に色を変えるのも楽しみの一つになる。今回は上部がシルバー、下部がブルーのツートンカラーになった。塗りたては青空に光るシルバーの屋根がキラキラと美しい。
田植えを終えたばかりの田んぼには蛙の鳴き声も響き、その水面に夜になると月明かりが輝く。
話が前後するが5月9日の満月の夜、田に映る月を見る夜のサイクリングに出かけた。
これは毎年田植えの時期と満月の日を合わせてのナイトランの楽しみを旦那が語り、何人かで走る事が恒例になってきたのだ。
私の大好きな日本画家、池田遙邨の作品には全くこれと同じ田んぼに映る月を描いた作品がある。
彼の作品にはそれ以外にもこれはきっと滋賀県の風景に違いないと思える作品が数多くある。
時代を超えて5月の満月の日には池田遙邨氏に出会える瞬間だ。
又、この日一緒にサイクリングに行ったピアニストのHさんは月と交信を試みていた。「私猫としゃべれるの。」とさらりと話す楽しい彼女は副業にアクセサリーを作っている。キラキラ光る石を組み合わせて作る彼女のアクセサリーには不思議な力が込められていそうだ。
2009年5月15日金曜日
風景
歩きなれた道の見慣れた風景でも、ある日通ると忽然と空き地になっていたり、或いは見上げるようなマンションが建っていたりすると以前そこに何があったのか、どんな家があったのかも思い出せない事がある。
ほんの数日前の事ですらそんな具合なのだから、何十年も前がどうだったのか、ともなるとかなりいい加減な記憶になってしまう。
さりとて今現在が今後10年、20年と月日の経過とともに「あの頃は・・・」と懐かしむようになるとも思わず、案外写真の1枚も残っていない事を残念に思う事がある。
出町柳駅前も昨年から今年にかけてパチンコ屋は自転車駐輪場に、老舗の「かみ屋コーヒー店」は閉店、「眠眠」はそっくり建物ごとリニューアルしてカフェを建設中。東寿司の後は「黒猫堂」のチケットショップに。かつてサックスのDさんが住んでいた同和荘アパートは建物を生かして「カフェ&多目的スペース、風の音」に、などなど、建設ラッシュ。で、ほんの数ヶ月前まであった眠眠の建物も、写真の1枚も残っていないなーと思えば決して美しい建物であった訳でもないのだが何だか「撮っとけばよかった」と後悔する事になる。
チャリラボのO君が出町周辺の昔写真展を計画中とか。どんな写真が集まるのか今から楽しみだ。
ほんの数日前の事ですらそんな具合なのだから、何十年も前がどうだったのか、ともなるとかなりいい加減な記憶になってしまう。
さりとて今現在が今後10年、20年と月日の経過とともに「あの頃は・・・」と懐かしむようになるとも思わず、案外写真の1枚も残っていない事を残念に思う事がある。
出町柳駅前も昨年から今年にかけてパチンコ屋は自転車駐輪場に、老舗の「かみ屋コーヒー店」は閉店、「眠眠」はそっくり建物ごとリニューアルしてカフェを建設中。東寿司の後は「黒猫堂」のチケットショップに。かつてサックスのDさんが住んでいた同和荘アパートは建物を生かして「カフェ&多目的スペース、風の音」に、などなど、建設ラッシュ。で、ほんの数ヶ月前まであった眠眠の建物も、写真の1枚も残っていないなーと思えば決して美しい建物であった訳でもないのだが何だか「撮っとけばよかった」と後悔する事になる。
チャリラボのO君が出町周辺の昔写真展を計画中とか。どんな写真が集まるのか今から楽しみだ。
登録:
投稿 (Atom)