医師でフォークミュージシャンの藤村直樹さんが4月27日亡くなった。
随分前から悪い悪いとは聞いていたし、時々亡くなる時のシミユレーションなんかもしておられた。その時は悪い冗談だと言っていたが、医者であるから自身の体の事はよく分かっておられたのかも知れない。夕日を見ながら自宅のマンションの椅子に座ったままワインを飲んで眠る様に逝く。と言うのが藤村さんの理想だった様だ。(眠る様にとはいかなかったが自宅で倒れられて苦しむ事もなく、っだったそうなのでかなりシミュレーションに近いお亡くなり方だったとも思う)
3月にはラストライブで拾得を超満員にし、その時のCDもできあがり、医者の仕事も最後までこなし、病気の悪化する中、随分きつかっただろうに小さな体で精力的に動き回って精根尽き果てる様に亡くなられた。
「もう予定通り全部やり終えたよ。」そんな言葉が聞こえてきそうだ。
藤村さん、どうかゆっくり休んで下さい。ご冥福を祈ります。
ゴルデンウィーク最終日の5月5日は滋賀県の余呉にサイクリングに行って総勢40人でバーベキューをした。毎度この余呉のバーベキューは長浜までトラックに自転車を積んで行って実際に走るのは片道2時間弱ほどの短距離なので子どもも体力に自信の無い人も楽しめるコースだ。
今回は車椅子の人もハンドサイクルという手漕ぎの加速車輪を装着して参加。生まれつき足が不自由な彼女もハンドサイクルを付ける事で皆と一緒にサイクリングを楽しめるのは、きっと彼女も、そして自転車に乗る私もとても嬉しかった。そう言えばウチの息子や娘も小学校1年生の時からこの余呉サイクリングには参加している。
高校生になった今も参加。小学校3年生の甥っ子も大阪から出てきて二度目の参加だ。
大工のKちゃんはビデオを撮ったりトラックで自転車を運んだりとサポーターに徹してくれる。焼きソバを作るためだけに毎回参加してくれるAさんや大量の肉を買い出しにいってくれるCちゃんなど、ラッシュの常連さんには毎度頭が下る思いだ。
ゴルデンウィーク明けの10日には図書館にお勤めのKさんの手術だ。そんな大変な中、村上春樹1Q84③を届けてもらい読ませて戴いた。「ラッシュライフの移動図書館だ。」といつも冗談で言っているが、興味のある本を探し当てて「ハイこれ持って来たよ」と届けてくれる。全くこちらも頭が下る思いだ。
「手術は99%の確立で成功する」と医者に言われて「1%は失敗するなか?」と不安がる心配性のKさんだが、きっと元気になって退院後は又ラッシュに来て下さると確信している。
9日母の日に2本のカーネーションを戴いた。母に感謝というこの日だが、普段からお世話になっているラッシュの常連さん、そして藤村直樹さんにもお世話になりましたと感謝したい。