NHKのBS放送で京都の紅葉特集が一週間放送されたそうだ。お陰で22,23,24日の連休は異常なまでの観光客で京都の至る所がごった返していた様だ。
出町周辺も随分多かった。まるで大文字か鞍馬の火祭り並みの人だかりだった。
この紅葉シーズンが過ぎると12月半ばからはラッシュライフは氷河期に突入する。正月に少し解凍しても又3月いっぱいは冬眠せざるを得ないと言うのが例年の事だ。
今年の不景気が歳を越えて持ち越し、来年どういった形で現れるのかは想像がつかない。
「ズッコケ三人組」と言う小学生の推薦図書ベスト10には必ず入る本がある。
オッチョコチョイのハチベエ、天才肌のハカセ、のんびりやのモーチャン。花山第二小学校6年1組のズッコケトリオが色々な難題を解き明かすちょっとほのぼのとした物語だ。
1978年の1作目から2004年の「ズッコケ三人組の卒業式」で全50巻で完結。私自身は子供の頃には読んでないが息子達が小学校時代にはやはり何作かは図書館で借りて読んでいたので私もついでに読ませて戴いた記憶がある。
そのオマケとして「ズッコケ中年三人組」が2005年に発刊されていた。少しおもしろそうなので読んでみた。小学生だった三人は40歳になりコンビニ店長、中学教師、ビデオショップのアルバイト店員として何処となくうだつの上がらない三人組となっているのだが、当時未解決の怪盗Xからの挑戦状で事件との関わりを通して再度ズッコケトリオが活躍すると言う内要だった。中年らしく(?)酒を飲んだり飲み屋のママさんと浮気を試みたりといった所が中年の象徴らしく出て来るが、失敗に終わる所がズッコケらしい。決してきわどい内要にならない所に「ズッコケ」ファンを裏切らない様にとの気配りを感じるが、正直、大人のズッコケとしてもう少しきわどい場面が出てきてもコレマタ面白いのではと少々期待はずれの感もある。
今日はアメリカから懐かしいお客さんがやって来た。
19年前に店によく来ていたクリスと言うアメリカ人が日本人の奥さんと二人の可愛い娘さんを連れて尋ねて来てくれたのだ。
19年ぶりに会うと当時は全く話せなかった日本語を喋り、ヘビースモーカーが15年前に禁煙に成功していた。カルフォルニアで測量の会社を興し毎日忙しく仕事に追われていると言う。
当時30歳代の彼は食いつなぐ程度に英会話教室の講師の仕事をこなし、仕事前にはラッシュライフでコーヒーを、その帰りにはビールを美味しそうに飲んでいた。
ズッコケとは裏腹に中年クリスは実に素敵な父親であり素敵な実業家となり私達の前に現れたのだ。
ただ、当時を懐かしく想う事はその気楽な生活ぶりをも懐かしむ様で、これは「ズッコケ中年三人組」の中に出て来るモーチャンのせりふ、「あの頃が一番楽しかった」と言う所と少し重なる。
今後「ズッコケ老人三人組」たるものが出るかどうかは不明だが、時々ラッシュの懐かしい顔ぶれに出会える事が長年店をやっていく上で一つの楽しみでもある。
目前に迫るラッシュの氷河期も足音偲ばせやって来る不景気をも乗り越えてズッコケ老人三人組の歳まで継続出来ればと願う所だ。
2008年11月7日金曜日
アメリカの大統領に初の黒人大統領オバマ氏が選ばれた。
黒人がホワイトハウスの主(あるじ)になる事は「起こり得ぬ事の代名詞」とされてきた。起こり得ぬ事を可能にしたアメリカの変革に敬意を示す。
根強く残る人種問題に今後どの様な変化が現れるのかが楽しみだ。
アメリカの場合は国民投票で選ばれる大統領だからなのか、一旦選ばれればその方針や指針に従順について行く様に思える。それ故に暗殺の危惧も言われるのかもしれないが、一方日本の総理はと言えばトップであっても足を引っ張られる心配ばかりで統制が取れない、舵取りの難しさが傍から見てても伺われる。
これは妬みや嫉妬心の強い日本人の気質によるものなのか、暗殺の心配は無くともコロコロ変わる総理大臣はあまりかっこ良いモノではない。
このままではいけないというアメリカの危機感が「起こり得ぬ事」を可能にさせたのか、スーパーマンやスパイダーマンの様なサプライズなヒーロー好きのアメリカらしい発想で、そんなサプライズな大統領に新たな政策を期待しているのかも知れない。一方、それほどまでの危機感に不安を感じたのか株価は再度9000円を割り、1ドル97円と円高が進んだ。
今後オバマ氏率いるアメリカの政策がアメリカを、日本を、世界をどう変えていくのだろう?
そして日本はアメリカについていくだけの今までの政策から独自の改革と政策を示していける国造りを目指すべきだと思う今日この頃だ。
黒人がホワイトハウスの主(あるじ)になる事は「起こり得ぬ事の代名詞」とされてきた。起こり得ぬ事を可能にしたアメリカの変革に敬意を示す。
根強く残る人種問題に今後どの様な変化が現れるのかが楽しみだ。
アメリカの場合は国民投票で選ばれる大統領だからなのか、一旦選ばれればその方針や指針に従順について行く様に思える。それ故に暗殺の危惧も言われるのかもしれないが、一方日本の総理はと言えばトップであっても足を引っ張られる心配ばかりで統制が取れない、舵取りの難しさが傍から見てても伺われる。
これは妬みや嫉妬心の強い日本人の気質によるものなのか、暗殺の心配は無くともコロコロ変わる総理大臣はあまりかっこ良いモノではない。
このままではいけないというアメリカの危機感が「起こり得ぬ事」を可能にさせたのか、スーパーマンやスパイダーマンの様なサプライズなヒーロー好きのアメリカらしい発想で、そんなサプライズな大統領に新たな政策を期待しているのかも知れない。一方、それほどまでの危機感に不安を感じたのか株価は再度9000円を割り、1ドル97円と円高が進んだ。
今後オバマ氏率いるアメリカの政策がアメリカを、日本を、世界をどう変えていくのだろう?
そして日本はアメリカについていくだけの今までの政策から独自の改革と政策を示していける国造りを目指すべきだと思う今日この頃だ。
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