2008年3月19日水曜日

木造家屋

雪の多い長い冬が終わり、ここ一週間ばかりで急に温かくなった。

木造家屋の我が家の中はいつまでたっても冷んやりとしていて朝晩は未だにストーブのお世話になっている。毎年の事なのだが家の中に居ると春の訪れを感じにくいのだ。

昨日は定休日で日中自転車に乗って近所の買い物に出かけると半そででも過ごせる程に屋外の気温は高く、冬物のコートや厚手の靴下を履いている自分が随分流行遅れで世間から一人取り残されている様で、「ああかっこ悪いな」と感じてしまった。


少し汗ばみながら買い物帰りに行きつけのカフェに行くと、ガスストーブが暖かな空気を吐き出していた。ギャラリーとカフェを合わせたこの店も木造の一軒屋を改造して作られており、春の訪れが少し遅いのかも知れない。「取り残されているのは一人じゃ無かった。」と変な所で安堵する。


この店の大きなテーブルとまるで裁判官が座る様な肘掛付きのアンティークな椅子は何時間でも居続けてしまいそうなくらい座り心地が良い。優しい店長A氏とガラス細工の人形の様な店員Mさん、そしてカウンターにいつも優雅に寝そべる猫のKちゃんのいる居心地の良いこのカフェで一時を過ごすと又明日から自分の店もがんばれそうな気がするのだ。
早すぎず、がんばり過ぎず程度に。

2 件のコメント:

やすこ さんのコメント...

暖かくなりました。わたしも木の家で暮らしています。いままであんまり考えなかったけど、わたしは、生まれてから、ずーっと木の家で過ごして来ました。
わたしは、息苦しいのが一番、かなんのです。そんなわがままも、木の家にいたから、癖がついたのかも。木の家は息するの、とても楽!!。
息するの楽なのは、すきま風のせい、冬は綿入れ着ています。そのまま飛び出したら、春だったです。確かに。

lushlife さんのコメント...

やすこさん

近所にあった鉄筋コンクリートの大きな家がつぶして更地で売りに出る様です。その様子を見ていると、とても人が住む家の構造とは思えない状態でした。コンクリートの上にカーペットが敷かれていたみたい。すきま風も息苦しいより良いですよね~!