滋賀の五個荘という所に築100年程のボロやの別荘がある。20年前に勢い余って購入し、以来ガウディーのサクラダ・ファミリア状態に改築続けている。
その家を買った時からお世話になっているご近所の農家のおばちゃんは長年完全無農薬の美味しい野菜を育てていらっしゃる。「野菜ができたし取りにおいで~」と電話があり早速行って来た。
菜の花、ほうれん草、サラダごぼう、ブロッコリー、野沢菜、じゃがいも、大根、黒豆、葱に自家製たくあんに塩昆布。どれもシャキシャキで美味しそう。
近江八幡あたりまで来るとそんな自家製野菜や琵琶湖の小魚で作った定食屋さんも増えてきた。
平日でも観光バスが何台も停まり観光客が大勢やって来るのだ。ここ数年で近江八幡も随分様変わりした。
都会からやって来る人が何を求めているのかを良く知っての町おこしの成功例だと思う。
同日浜大津にも少し立ち寄った。ここは滋賀県でも南の方なので近江八幡に比べればうんと都会だ。駅前には大きなビルやマンションが立ち並ぶ。しかし少し入ると昔の風情のある商店街がありここにも美味しい定食屋さんや八百屋や魚屋がある。随分シャッターも下りているのだがまだまだ頑張っているお店も多い。住人の高齢化で大きなスーパーよりむしろ昔ながらの商店街で買い物をする人が多いらしく、駅前にあったオーパは撤退したそうだ。
駅近くの雑居ビルの一つにモーツァルト・バー・Kielというお店がある。案内してもらわなくてはたどり着けない所にあるようなお店だが、中に入れば以外にも落ち着いた雰囲気と気さくなマスターが迎えてくれる。
クラッシク音楽好きが高じてお店を始められたそうだが、昼は高校の英語教師という別の顔を持っている少し不思議な方だ。浜大津に行かれたら是非一度立ち寄ってもらいたい。http://www.biwa.ne.jp/udtsibow/
2 件のコメント:
この店は何年からでしょうか?あたらしい?そこらへんの喫茶を全部知っているはず。。。 浜大津もなつかしい。
たぶんまだ新しいと思うよ。浜大津の商店街はおもしろそう!今度又行ってきます!
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