2008年4月20日日曜日

洗濯小物干し

某テレビ番組で調べた所、日本に住む外国人女性が必ず驚く日本の便利グッズは1位「洗濯小物干し」 2位「お掃除粘着シート」 3位「熱さまシート」 4位「使い捨てカイロ」 5位「洗濯ネット」だそうだ。


洗濯小物干しとは、靴下や下着を干す時に使う洗濯バサミがいっぱい釣り下がったアレである。あって当たり前と思う程あまりにも身近にあって、今更ながら「あれは便利だ」と言われれば、「無ければいったいどうして干しているの?」とむしろその方が気になる。そしてこの洗濯小物干しは私の知る限り5年や10年どころではないもっと以前からあった代物。その便利さを認めながらも誰一人自国に持ち帰り商品化する事のない外国人の性質がコレマタ不思議である。

ジャズ喫茶たるモノ、これも日本人が生み出した一つの発明品だ。

本場アメリカなら当然ライブハウスとなる訳だが日本ではそれが叶わない。おまけに当時のレコードは値段も高く贅沢品。旦那がジャズを聴き始めた60年代当初は輸入レコードはデパートの宝石売り場の横に並べられる非常に高価な品物だったそうだ。そんな中生まれたのがジャズ喫茶。新譜レコードを聴きたい人達が我先にとジャズ喫茶に通う時代、一心不乱にレコードにスイングし、レコード盤から流れる音楽に陶酔する。アメリカのジャズの歴史がプレーヤー側の歴史ならば日本のジャズの歴史は聴衆側の歴史だ。勿論日本にもプレーヤー達はいたのだが、数の上では圧倒的に聴き手の方が多かっただろうし、レコードを通して聞き手に文化が生まれる国は他に類を見ないのではないだろうか?

我店ラッシュライフは一見のお客さんも気軽に入って来る店だ。(カウンターだけの為か前まで来て帰ってしまう人も確かに多いが・・・)私語禁止で昔ながらの大音量でジャズをガンガンにならす店では無く、行楽シーズンには観光客や山登り帰りの人達もやって来る。そんな人達にとっても決して耳障りでは無く懐かしさを感じる程にジャズは生活に密着したモノになったのだろう。洗濯小物干し同様、あって当たり前になったのもジャズ喫茶が一つの文化として認められた証なのか?









































































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