平成生まれの子供が二十歳の成人式を迎える時代だ。先日の読売新聞では”「反抗」にあこがれぬ若者”と言う記事が載っていた。ハンカチ王子やハニカミ王子など、イケネンで礼儀正しく実力も十分な優等生をオバチャン達が絶賛するのは解るが同世代の男子の共感も得ていると言う。
この記事を書いた記者は40歳。自分の学生時代を思い返せば憧れたのは優等生ではなく大人や社会に立ち向かう様な人だったと言う。又もう少し上の世代ならゲバ棒で権力と闘った世代だ。いずれにしても社会や大人に反抗する年頃と言うのがある時期あって当たり前のはずが、現在はちょっと事情が変わってきている様なのだ。
これは昔に比べ親や教師が優しくなり脅威ではなくなったから。むしろ大人は子供達にとって良き理解者であり協力してくれる存在なのだ。
反抗する若者と言うのは時にはとんでもない事をやらかしかねない。それが無くなり優しい穏やかな男子が増えたのだから社会が平和になった象徴かもしれないが、社会がいつまでも平和である保障は無い。人生の困難に立ち向かい、一家の大黒柱として、これからの社会を作っていく若者として、本当にこれで大丈夫?と少し心配になってしまう。これは我息子を見ていても思う事でもある。
優等生でもなければイケメンでもないので、~王子とは程遠い存在なのだが、多少なりとも骨太な男子になってもらいたいものだが、果たしてどうなる事やら・・・?
2 件のコメント:
ちょっとコメントさせていただくのが、こわいような空き地です。おそるおそるごめんなさい。
わたしは人間を信じています。今、見えないものも、状態が変れば、かならず見えてくる、そう思うことがわたしの人間への信頼であり、愛であります。
またそうでなければ、生きものとして生きていけないはずであり、それは、きわめて自然なことであると思っています。
表現もそれに伴うものがありましょうと。
やすこさん
コメント有り難うございます。やすこさんに温かみを感じる理由が分かります。この言葉を次のブログに繋げていきます。
コメントを投稿