先日東梅田にある「ニューサントリー5」というライブハウスに行き「ニューオリンズ・ラスカルズ」というニューオリンズジャズのバンド演奏を聴いて来た。
以前より常連のSさんからこのバンドの話やニューサントリー5の話はよく聞いてはいたのだが、ようやく行く事ができたのだ。
ニューオリンズ・ラスカルズは1961年に早稲田大学出身の音楽好きが集まったアマチュアに拘るジャズバンドで、以来50年間もの間演奏活動を続けている。しかもそれならば、と始めたのがこのニューサントリー5というライブハウスで、1970年にオープンのこちらも老舗のジャズライブハウス。しかも1973年から毎週土曜日に欠かさずラスカルズはこちらに出演し続けている。しかもしかも、100席近くある店内はほぼ満席状態で、これはこの日に限った事ではなく37年間ラスカルズの演奏の日は常に満席なのだと言う信じがたい話を聞いた。出演者と観客とその場所を提供し続けるライブハウス、その三点が一体となった理想の状態を維持しているのだ。
店内は100席近い(確かな客席数は知らないのだが)店内にも関わらず、何故かアットホームな雰囲気がある。それは37年間、店とラスカルズのメンバーとお客さんが育んだ歴史なのだろう。
今年ラスカルズは結成50周年を迎える。メンバーの平均年齢は75歳、店主も常連客たちも同世代の人が多い。店内は年齢を超えて共に音楽を愛し楽しむ人たちで埋め尽くされた素晴らしい活気溢れる空間だった。
皆さん、土曜日に梅田近くに行く事があるならば是非一度立ち寄って欲しい。
http://www.odjc.com/rascals/nor.html
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