2013年10月24日木曜日

写真展のご案内


TeT's 哲 写真展   Slow & Easy

2013、11、20(水)~25(月) AM10:00~PM6:00 ※金、土、日はPM7:00まで

松ヶ崎「涌泉寺」http://www.yusenji.com/にてウチの旦那の久々の写真展を行います。(無料)

11月24日(日) PM2:00~には”ざぶざぶ”のケンボーこと村上健三郎さんのドラムと涌泉寺の住職、八竹良明さんの読経に旦那の写真スライド映写と面白い試みを企画。只今チケットをラッシュライフにて販売中です(こちらは有料で2000円です。)電話075-781-0199

皆様のお越しをお待ちしています!

2013年10月22日火曜日

哲、久々の写真展

ウチの旦那の中学時代からの親友のSさん。中学の頃、「今から行くわ」と電話をかけて来てやって来たのはその3日後だそうだ。そんなのんびり屋の親友は今では印刷会社の社長。2年ごとの上賀茂コンサートを始め無理なお願いをきいていただいてまったく頭が上がらない。

さて来月11月20日から25日まで松ヶ崎涌泉寺で旦那の写真展を行う。その前の展覧会がいったいいつだったのか思い出せない位前になるので今回は本当に久しぶりの展覧会だ。場所がお寺の庫裡のお部屋を使わせていただいての展示なので和室に見合う様に展示方法にも工夫を凝らしている様だ。

今時の写真といばデジカメが主流なのだが、アナログの旦那は今もスライドフイルムを使用している。デジカメは使わない。あえて使わないのではなくて正確には使えないのかも知れない。
しかしその写真の世界もここ10年~20年でフイルムカメラは見事に衰退する一方。ましてスライドフイルムなどプリント自体危ぶまれる。現に20年程前には当たり前の様にできていた旦那の指定の印画紙が今は製造されていないらしく、当時の色上がりが期待できないそうだ。
多くの写真家の期待に応えるため、多くの技術者が長年構築してきたであろうプリント技術が一瞬にして消え去る社会。これは写真に限った事ではない。

50年程前の「暮らしの手帖」という雑誌を古本屋で見つけて見てみると当時の劣悪な家電製品の事が痛快なまでに批判してあった。当時販売されたばかりの食洗機は汚れが全く落ちず購入した人から感想を求めても「腹が立ってコメント出来ない」と連絡が来たとのこと。そんな劣悪な商品を平気で販売していたのだから家電を始め多くの商品が高度経済成長の中で切磋琢磨しながら技術を向上させてきたのだろう。それと同時に売れない商品はどんどん切り捨てられるそんな社会も生み出してしまったのだ。

今回の展覧会には20年前の懐かしい写真も何点か展示する様だ。今はその色上がりが出せない当時の貴重なプリントを見ていただきたい。久しぶりに押入れの奥から引っ張り出した写真には小さな虫食いの穴が開いていた。これも20年の歴史の賜物、アートだ。

展覧会の案内状の印刷を親友Sさんに依頼している。開会1ヶ月前を切ったが案内状がまだ届かない。のんびり屋はいまも健在だ。

2013年5月29日水曜日

マジック

満月の夜、月明かりで滋賀の田植えを済ませたばかりの農道を自転車で走る「満月サイクリング」。もう何十年も前から時々旦那が先導して店のお客さん達とこの季節に走りに行く。
5月下旬の夜は暑くも無く寒くも無くて、月明かりに照らし出される風景は水墨画さながらの幽幻な世界だ。先日大阪で見て来た「ボストン美術館 日本美術の至宝展」に展示されていた室町時代、江戸時代狩野派や光琳、若冲、蕭白が見ていたであろう景色とそう変わらなのではないかとさえ思える。夜は近代的な建物も車やトラックの騒音も明るすぎる照明も隠してくれる不思議なマジックがあるようだ。

前回のブログで書いたチョキチョキゆきちゃんがすっかり元気になられた。
1ヶ月程前に自分で全快祝いの赤飯を手土産に来店してくれた時には彼女がいったい何を言っているのか分からなかったのだが、それから1ヶ月後にはガンマー数値が見る見る下がり以前の様にハートランドビールを美味しそうに飲みほして次の店に行ってくるわとはしご酒。これがマジックでなければ一体何なんだろう?

そんなゆきちゃんマジックに便乗して6月1日から1ヶ月間、チョキチョキの店内でゆきちゃんのチクチク作品とウチの娘のイラスト作品の展示が行われる。
実は娘は以前から過呼吸、パニック障害、うつ病を発症して苦しみ、一時はどうなるのか一寸先は闇という状態だったのだが、ゆきちゃんのお店で来店されるお客様の似顔絵を描いている内にどんどん絵を描くことが面白くなった様で今回の作品展にまで発展したのだ。これも又ゆきちゃんマジック。嬉しい限りだ。

2012年12月25日火曜日

サンタさんの贈り物

2012年12月24日、クリスマスイブのこの日CHOKI CHOKIでクリスマスチャリティーライブが行われた。

彼女がラッシュに常連客として訪れるようになったのは7年か8年程前の事だっただろうか?もんぺに下駄とまん丸メガネがトレードマーク。それから間もなく1000円散髪の美容院CHOKI CHOKIをオープン。そして間もなく卵巣嚢腫が見つかった。まだ店をオープンして間が無いという事とどうしてもメスを体には入れたくないと手術の前日に病院を脱走、ラッシュに直行でやって来た。
美味しそうにハートランドビールを飲み干し、これを美味しく飲めている間は病院は行かなくても大丈夫なんやと持論を押し通して、本当にそれ以来病院には行かなかった様だ。

楽しい事は大好き。だからラッシュが主催するコンサートや恒例の夏のバーベキューやパーティーや年末の餅つきには店を休んででもいつも彼女は参加してくれた。
行こうか止めようかと迷えば必ず行く方を選ぶ。歌おうか歌わないかと言えば勿論歌う。踊ろうか否か、迷う事も無い勿論踊る。
3年前には定時制高校に入学、現役高校生に混じって勉強も始め文化祭には軽音楽部でマイクを握り気の合うバンドで舞台にも立つ。
そんな彼女の生き方は病気と隣り合わせににある死を常に意識していたのだろうか?やり残しは無し。やりたいことはやり尽くす。

10月のラッシュ主催の上賀茂神社コンサートを手伝い終わるのを待っていてくれたかの様に11月入院。癌の転移が見つかったのだ。
彼女の病室には連日お見舞いの人が絶えない。抗がん剤の副作用で日に日に痩せていく体からは想像もできない程エネルギッシュに今も散髪だってできると言い切る。彼女の何よりの望みは再びCHOKI CHOKIでハサミを握る事なのだ。そんな願いを支援したいとカンパが集まる。そして今回のチャリティーライブの収益も全てカンパされる。

20席、詰めれば30席くらいかな、「来てくれる人だけでいいよ。無理してまで呼びかける必要はないよ。」と準備の段階で主催者のハリーナ友子さんは話していた。
カンパライブをしようと言い出してくれたギターの岩田さん、僕も参加できると即答して下さったピアノの寺崎さん、心に届く歌を歌ってくれた田中さん。3人のミュージシャンの方にも感謝。
当日来てくれた来場者はナント46人。立ち見に地べた座りの大盛況!

そして何よりのスペシャルゲストはサンタさんの贈り物やとこのライブを言う彼女自身が病院の外出許可が出てこのライブに来れた事。
ありがとう。サンタさんの贈り物はあなたです。
がんばれ!ゆきちゃん!!





2012年12月20日木曜日

連休と年末年始のお知らせ

12月23日(日)~25日(火)臨時休業させて頂きます。
その後年末年始は12月26日~1月7日まで休まず営業させて頂きます。

2012年9月15日土曜日

10月13,14日上賀茂神社RandyWeston&BillyHarperコンサート

今年も又上賀茂神社でコンサートを行う。今年はランディ・ウェストンとビリー・ハーパーのデュオコンサートだ。ランディのコンサートは今回で4度目、ナント彼は86歳になる。

2001年に初めて上賀茂神社の「庁の舎」という場所をお借りしてコンサートを企画した時、この建物は重要文化財とは名ばかりで殆ど物置小屋状態だった。蜘蛛の巣と埃まみれで中には普段使われていない荷物が山積み。外は雑草と落ち葉だらけだった。
コンサートを行うにはまずその建物の掃除と荷物を出す事からで、これが又大仕事。
それでも借りた時より返す時の方が綺麗と言って頂ける様にと、スタッフ総出で会場作りから始めた。その後回を重ねる度にこの「庁の舎」が見直され、今では色々なイベントや催し物に使われている。御蔭で会場内はそう汚れている事も無く、雑草も綺麗に刈り取られ整備が常に整っている。
これは初めてコンサートを行ってから11年の歳月の中での大きな変化の一つだと思う。

コンサートを準備、運営するスタッフは当店に集まる情熱あるお客さんのボランティアだ。
では準備に携わればチケットを購入しなくて良いのか?と言い出せばどこまでがスタッフなのか観客なのかが分からなくなるので、全てのスタッフが全員チケットを購入して観客にもなる。
おそらくは毎回本当にこのミュージシャンの音楽が聴きたくて、このコンサートを成功させたいと人一倍願っているのがスタッフ達だと思うのだが、チケット販売から会場準備、パンやコーヒーの販売やお客様の誘導などを行い、そして最後に自らもお客様になれるのだ。
このボランティアスタッフの方式は第一回目から変わる事が無い。メンバーは多少の変動はあるがこのスタッフ達がいるから成り立つコンサートである事は間違いない。

そしてランディのファンは確実に増えてきている。そしてこの上賀茂神社でのコンサートを毎回楽しみにして下さっているお客様もいる。
今回はテナーサックスのビリー・ハーパーとのデュオだ。ランディのエネルギッシュなピアノとビリーの力強い演奏がどの様にコラボするのか、想像するだけで鳥肌が立ってくる。
出来るだけ多くの方がこのコンサートを聴きに来て下さればと願うばかりだ。

10月13日(土)、14日(日) Randy Weston & Billy Harper Duo コンサート
場所:京都上賀茂神社「庁の舎」
時間:pm5:00開場 6:00開演 9:00終演予定
詳細はhttp://www.lushlife.jp

2012年7月26日木曜日

屋久島旅行

先日3日間の連休を頂いて娘と屋久島に行って来た。飛行機に乗るのはナント27年ぶり、大学の卒業旅行以来だ。

ウチの旦那は獣道とでも言うのか、常に同じ所にしか行かない人で、ここ最近は家と店と滋賀県にある別荘、この三箇所が彼の行動範囲、それ以外と言えばせいぜい銭湯くらいなものだ。
だから屋久島なんて言えばもう海外旅行にでも行くようなもので、最初私が娘と一緒に行くと言った時には大反対されてしまった。別に一緒について来てくれと頼んでいる訳では無いのだから良いような物なのに、何故か私にも縛りが入る。この不愍な正確の旦那の御蔭で私までもが何処にも行けず、かなり不満が募ってきた。そんな不満気な顔を見ていて末恐ろしくなったのか、ピタリと反対しなくなり、大変スムーズに娘と二人で旅行に行くことが出来たのだ。
その間旦那の胸の内でいったいどんな変化があったのかが気になる所だが、そんな事に気を取られている間もなく真っ青な海と緑の山々に包まれた3日間はあっと言う間に過ぎてしまった。

「雨の屋久島」と言われる程、雨の多いところとは聞いていたが、青空かと思えばいきなり雨。星空でも雨が降る、本当に不思議な島だ。一泊目は空港から北へ向かい終点の「永田」にある民宿。一泊二食付き6000円、海の幸と自家菜園の野菜を使った家庭料理はどうがんばっても食べきれない量のものが出てくる。すぐ近くにはウミガメが産卵に来るとても美しい砂浜があるが誰一人海水浴をしている人を見かけない。本当に素晴らしい景色の二人じめだ。
二泊目は「宮之浦」と言う港の近くの素泊まり宿。美味しそうな定食屋さんも多そうだ。宿のオーナーは面倒見の良さそうなおじさんで悩み多き年頃の一人旅には頼もしい感じがする。この宿に娘は私が帰った後、二泊お世話になったのだが、娘曰く「お母さんが帰ってからの方が楽しかったわ」と言う。憎らしいがまあそれで良いのだとも思う。
旅行は楽しい。見るもの全てが新鮮で。そして又日常の素晴らしさも迎える側に立つ気持ちの入れ方も大切だと思えるのだ。